ポッターズライブラリー

おまたせしました!2022年版スタートしました!(7/21更新)

ぼくといっしょにばんこ焼やきはかせになっちゃおう!

じこしょうかい

ぼくの名前なまえはポッター!「ポッターくん」ってよばれているよ。みんなにばんこ焼やきのすばらしさを知しってもらうことがぼくのおしごと。いっしょにばんこやきについてべんきょうしよう!

  • おたんじょうび:10月がつ7日にち どなべの日ひだよ(「ど=10」「な=7」)
  • ぼくのからだ:あたまはばんこやきのどなべ、からだは炎ほのお。ばんこ焼やきへの情熱じょうねつでとってもあついんだよ。おなべのなかみはヒ・ミ・ツ。
  • とくぎ:「土鍋どなべ de ごはん」(*)のうたでダンス。はしること。ゆるキャラかけっこでは1ばんになったこともあるよ。
    *「土鍋どなべ de ごはん」は、四日市よっかいちのごとうちアイドルグループ「4-sails」さんのうたです。

なかよしのおともだちは、こにゅうどうくんだよ。みんなもおともだちになってね!

ポッターズライブラリ―もくじ

それじゃあ、さっそくスタート!
ところどころにクイズがあるからちょうせんしてみてね!下したのタイトルをクリックするとジャンプするよ。 

ばんこ焼やきってなんだろう?

・ばんこ焼やきのれきし

ばんこや焼やきのはじまりから今いまのばんこ焼やきまでやく280年ねんのれきしがあるよ。

・代表的だいひょうてきなばんこ焼やき

ばんこ焼やきを代表だいひょうする製品せいひん、「きゅうす」と「どなべ」についてみてみよう!

・ばんこ焼やきをささえるおしごと

ばんこ焼やきをささえるおしごとってどんなのがあるのかな?

・ばんこ焼やきができるまで

ばんこ焼やきってどんなふうにしてつくっているのかな?どんなざいりょうがあるのかな?

ばんこ焼やきについてもっとしりたい!

・ばんこ焼やき関連しせつ

ばんこ焼読本やきどくほんや関係かんけいするしせつをごしょうかい!

・ポッターちょうさたい

戦時中せんじちゅうに金属きんぞくのかわりにつくられた「代用陶器だいようとうき」や、”われない土どなべ”としてぜんこくにひろまったばんこ土どなべの開発かいはつについてお話はなし話をうかがってきたよ。

夏やすみこども企画

おえかきかやりブタ・こどもかやりブタコンテスト2022

今年ことしもかいさい!みんなの「おえかきかやりブタ」をばんこの里会館さとかいかんにおくっておうぼしてね!
2021ねんのにゅうしょうさくひんもけいさいしているよ

なつやすみにやってみよう!

ばんこ焼ってなんだろう?

ばんこ焼やきは、現在げんざいは四日市市よっかいちしと菰野町こものちょうを中心ちゅうしんに作つくられている
伝統的でんとうてきなやきものだよ。
みんなはどんなばんこ焼やきをしっているかな?

クイズ1

さっそく、はじめのもんだいだよ。わかるかな?
「ばんこ焼やきのまち」である四日市市よっかいちしと菰野町こものちょうには、現在げんざいどのくらいのかま元もとやとん屋やがあるでしょうか?
下したの3つからえらんでね!

① 20社しゃくらい  ②50社しゃくらい  ③100社しゃくらい

→こたえをチェック!

ばんこ焼やきのれきし

ばんこ焼やきのはじまり

ばんこ焼やきは、いまから280年ねんくらい前まえのえど時代じだい、桑名くわなの商人しょうにん「ぬなみろうざん」という人ひとが、別荘べっそうのあったおぶけ村むら(いまの朝日町あさひちょう)というところではじめたやきものです。
ろうざんは、じぶんのやきものに「萬古不易ばんこふえき」という印いんをおしていました。それがばんこ焼やきの名前なまえのゆらいといわれています。

ろうざんのばんこ焼やき

ろうざんは、京都きょうとのやきもの(京焼きょうやき)の作つくりかたをもとに、鎖国さこく(外国がいこくとの交流・貿易こうりゅう・ぼうえきをせいげんしていたよ)をしていた当時とうじの日本にほんではとてもめずらしかった海外かいがいのもようや文字もじ、ゾウやライオンなどの動物どうぶつ、外国がいこくのぬののもようなどもとりいれたあたらしいスタイルのやきものをうみだしました。ろうざんのさくひんには、茶の湯ちゃのゆでつかわれる道具どうぐが多おおくみられました。

ろうざんのばんこ焼やきは大人気だいにんきとなり、江戸えど(いまの東京都とうきょうと)にもかまをひらいてばんこ焼やきを売うるようになりました。
当時とうじの将軍しょうぐんにもおさめていたと伝つたえられています。
ろうざんのばんこ焼やきは「古こばんこ」とよばれています。

クイズ2

ぬなみろうざんが作品さくひんにおした印しるし「萬古不易ばんこふえき」のいみはなんでしょう?

 ① かたくてじょうぶなやきもの
 ② やすくていいもの、おかいどくひん
 ③ かわらずにえいえんにのこっていくもの

→こたえをチェック!

ふっかつばんこ焼やき

ろうざんが亡なくくなったあと、ばんこ焼やきをつづける人ひとがおらず、一時いちじすたれてしまいました。
それから数十年すうじゅうねんご、森もりゆうせつ・せんしゅうという兄弟きょうだいが「ばんこ焼やきをふっかつさせよう!」と、ろうざんと同おなじ、おぶけ村むらにかまをひらいて、一生いっしょうけん命めいにばんこ焼やきけんきゅうをしました。
2人は、とても手先てさきがきようで、アイディアマンでもあったので、あざやかなピンクのゆうやく「しょうえんじゆう」を作つくったり、木型きがたをつかってきゅうすを作つくる「型かたばんこ」の方法ほうほうをはつめいしたり、ろうざんのばんこ焼やきをまねるだけでなく、つぎつぎとあたらしいばんこ焼やきをうみだしました。
2 人の努力どりょくでばんこ焼やきはふっかつ!とくに、型かたばんこのきゅうすは東海道とうかいどうのおみやげ物ものとして、全国ぜんこくにひろまりました。

クイズ3

森もりゆうせつがかんがえだした「型かたばんこ」は、べつのあるものを作つくるときにつかわれる型かたをさんこうにしているよ。
それはつぎのうちどれかな?
ばんこの里会館さとかいかんのてんじ室しつにも木型きがたが展示してあるから見みてみてね!

 ①ちょうちん
 ②かさ
 ③はなび

 

→こたえをチェック!

クイズ4

つづけてクイズ。またまた、ゆうせつのばんこ焼やきからのもんだいだよ。
ゆうせつが発明はつめいした「しょうえんじゆう」というあざやかなピンクのゆうやくには、ある高価こうかなざいりょうがつかわれているよ。それはつぎのうちどれかな?

 ①高価こうかといえば、「ダイヤ」!
 ②三重県名産みえけんめいさんの「しんじゅ」!
 ③キンキンキラキラの「金きん」!

 

→こたえをチェック!

全国ぜんこくのばんこ焼やき

ゆうせつの「型かたばんこ」は、のちに四日市よっかいちでばんこ焼やきが地場産業じばさんぎょうとして発展はってんするきっかけになりました。
また、東北とうほくや関東かんとうなどほかの地ちいきにも伝つたわり、各地かくちに根ねざしたばんこ焼やきもうまれました。

四日市よっかいちばんこ焼やきのたんじょう!

四日市よっかいちのすえなが村むらの役人やくにんだった山中やまなかちゅうざえもんは、森兄弟もりきょうだいのばんこ焼やきの人気にんきぶりを見みて、「なんとか、うちの村むらでも作つくれるようになって村人むらびとの生活せいかつのたすけにできないか」と考かんがえました。

かいぞう川がわとみたき川がわのあいだにあったすえなが村むらは、川かわがはんらんするたびに、田たんぼや畑はたけに大おおきなひがいがでて、村人むらびとのくらしは、まずしくきびしいものでした。

ちゅうざえもんは四日市よっかいちでやきものをやいていた唯福寺ゆいふくじの住職じゅうしょくに習ならいに行き、けんきゅうや試作しさくを何回なんかいもくりかえして、やっとのことで、ばんこ焼やきをたくさん作つくる方法ほうほうにたどりつきました。けんきゅうをはじめてから20年ねんもの月日つきひがたち、時代じだいは明治めいじにはいっていました。

ちゅうざえもんは、村むらのまずしい人ひとびとに道具どうぐやねんどを買かいあたえて、作つくりかたをおしえ、できあがった商品しょうひんをすべて買かいとるなどして、村人むらびとがばんこ焼やきを仕事しごとととしてやっていくことができるようにおうえんしました。

また、ちゅうざえもんは、ばんこ焼やきの作つくりかたをおしむことなく、みんなにひろめたので、四日市よっかいちではあたらしくばんこ焼やきをはじめる人ひとがたくさんでてきました。

四日市よっかいちは、その後ご、港みなとや鉄道てつどうがどんどんせいびされ、日本各地にほんかくちや外国がいこくへもたくさんのばんこ焼やきが売うられるようになりました。ちゅうざえもんのどりょくと、ふところのふかさ、べんりな土地とちがらもあって、ばんこ焼やきは四日市よっかいちの産業さんぎょうとしてはってん、せいさんの中心ちゅうしんも四日市よっかいちへとうつっていきました。

海うみをわたったばんこ焼やき

おおくくのばんこ焼やきが海うみをこえて、外国がいこくにわたったよ。
下したの絵えは、ベルギーの画家がかジェームズ・アンソールが1989年ねんにかいた「仮面かめんと花瓶かびん」という絵えだそうだよ。
ばんこ焼やきがどこにあるかわかるかな?

ばんこの里会館さとかいかんにもゆしゅつ用ようにつくられたばんこ焼やきがてんじしてあるからみてみてね!かいだんのライブラリーにはこの絵のきゅうすににている面土瓶めんどびんもてんじしてあるよ。

きゅうせいしゅ!大正焼たいしょうやきのとうじょう!

明治時代めいじじだいのおわりごろになると、日本国内にほんこくないの景気けいきがわるくなり、ばんこ焼やきもなかなかいままでのようには売うれなくなってしまいました。ばんこ焼やきにたずさわる人ひとびとが頭あたまをかかえてこまるなか、四日市よっかいちの水谷みずたにとらじろうは、「この不景気ふけいきをふきとばすような、あたらしい商品しょうひんを作つくらなくては!」と研究けんきゅうをはじめました。
何年なんねんものくろうのすえ、とらじろうはやっと磁器じきと陶器とうきのよいところをあわせもった「半磁器はんじき」をかいはつしました。時代じだいは、ちょうど明治めいじから大正たいしょうへかわろうという時ときだったので、とらじろうはそのあたらしいばんこ焼やきに「大正焼たいしょうやき」と名なづけました。

大正焼たいしょうやきは、ふつうの陶器とうきよりかたく、それでいて磁器じきとはちがう、きいろっぽいあたたかい色いろが人気にんきとなりました。またつくるときにも、磁器じきよりひくい温度で焼くことができたので、メーカーも使つかうねんりょうを少すくなくでき、つくるのにかかる費用ひようをおさえることができました。
とらじろうも、ちゅうざえもんと同おなじように、かいはつしたぎじゅつをおしみなく教おしえたので、大正焼たいしょうやきをつくるメーカーがふえ、ばんこ焼やきぎょうかい全体ぜんたいも活気かっきをとりもどしていきました。

大正焼の土瓶と重箱

せんそうとばんこ焼やき

昭和しょうわに入り、第二次世界大戦だいにじせかいたいせんがちかづくと、おもな輸出先ゆしゅつさきだったアメリカやヨーロッパとの貿易ぼうえきもなくなり、ばんこ焼やきぎょうかいは、ふたたびきびしい状態じょうたいになってしまいました。

しげんがとぼしい日本にほんでは、金きんぞくのげんりょうを外国がいこくからの輸入ゆにゅうにたよっていましたが、戦争中せんそうちゅうはそれもストップしてしまいました。戦争せんそうでつかう兵器へいきをつくるために、おうちでつかうボタンやおろしがね、やかん、洗面器せんめんきなど、ありとあらゆる金きんぞくがぜんこくからあつめられました。

そのため、金きんぞくのかわりに、ガスコンロややかん、せいふくのボタンなどをやきもので作つくるようになりました。こういった金きんぞくのかわりにつくられた陶器とうきを「代用陶器だいようとうき」とよびます。ばんこ焼やきでも多くの代用陶器だいようとうきがつくられました。

せんそう中ちゅうは、四日市よっかいちもはげしい空そらしゅうにあい、ばんこ焼やきの工場こうじょうや倉庫そうこのほとんどが焼やかれてしまいました。

「代用陶器だいようとうき」のゆたんぽと学生服がくせいふくのボタン

代用陶器だいようとうきの学生服がくせいふくのボタンをつかったことのあるかたにお話はなしをうかがってきたよ。→ポッター調査隊ちょうさたいのページへ

戦後せんごのふっこう

戦後せんごの焼やけ野原のはらからふっこうへむかうなか、ばんこ焼やきの業者ぎょうしゃも、さいかいするところが少すこしずつふえていきました。

せんそう前まえにとまっていた外国がいこくとの貿易ぼうえきがまたはじめられると、ばんこ焼やきもアメリカやヨーロッパを中心ちゅうしんにたくさん輸出ゆしゅつされました。多おおいときには生産せいさんしたばんこ焼やき全体の85%を輸出用ゆしゅつようがしめるほどでした。戦後せんごのばんこ焼やきは輸出ゆしゅつによってふっこうと発展はってんをとげました。
しかし、その後ご、円高えんだかがすすみ、ばんこ焼やきをふくめた日本にほんせい品ひんの輸出ゆしゅつはきゅうげきにへってしまいました。

クイズ5

ちょっぴりむずかしいお金かねのもんだいだよ。
1ドルが 300 円えんだったのが、1ドルが 100 円えんになりました。
これは「円高えんだか」「円安えんやす」どちらになったといえるでしょう?

いまは1ドル何円なんえんかな?ほかのお金かねもしらべてみるとおもしろいよ。

→こたえをチェック!

四日市よっかいちばんこ焼やき 現在げんざいから未来みらいへ

円高えんだかで輸出ゆしゅつがきびしくなると、国内こくないむけの商品しょうひんが多おおく作られるようになりました。昭和しょうわ30年代ねんだいには、これまでのものよりも熱ねつに強つよい耐熱陶器たいねつとうきの粘土ねんどが開発かいはつされました。そのあたらしい粘土ねんどをつかったばんこ焼やきの土どなべは全国ぜんこくにひろまり、いまでは国産こくさんの土どなべの生産第1位せいさんだいいちいをほこっています。さまざまな新商品しんしょうひんのかいはつもすすみ、ふたたび海外かいがいへの輸出ゆしゅつもふえています。
1979年ねんには「伝統的工芸品でんとうてきこうげいひん」にも認定にんていされました。

それぞれの時代じだいを「ちえ」とたかい「ぎじゅつりょく」でいきぬいてきたばんこ焼やきは、現在げんざいも日本国内にほんこくないで有数ゆうすうの陶産地とうさんちとなっています。

BANKO300th ‐陶祖・生誕とうそ・せいたん300年ねんから開窯かいよう300年ねんへ‐

2018年ねんは、ばんこ焼やきをはじめた、ぬなみろうざんがうまれてから300年ねんというきねんの年としでした。

2018年ねんから、ろうざんがかまをひらいてばんこ焼やきをはじめたとされる20年後ねんごまでを「BANKO300th」と名なづけて、これからもみんなにあいされ、四日市よっかいちや菰野こものの地場産業じばさんぎょうとしてはってんしていけるよう、ばんこ焼やきのみりょくをつたえるさまざまなとりくみをしています。

ばんこ焼やきのつながり

ろうざんのばんこ焼やきからげんざいのばんこ焼やきまでのつながりをあらわす図ずだよ。四日市よっかいちだけじゃなくて、いろいろなところでばんこ焼やきのながれをくむやきものがあるんだね。

→「代表的なばんこ焼:土なべ・きゅうす」へ

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